県内で正社員就職を 合同企業説明会に70人
和歌山県内で正社員就職を考えている人を対象とした合同企業説明会「紀の国就職フェア」が22日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれ、県内に本社、事業所がある35社が参加し、約70人の求職者が来場した。
県、市、和歌山労働局が主催。厚生労働省に採択された「わかやま地域活性化雇用創造プロジェクト事業」(2019~21年度)の一環で、本年度2回目の開催。前回は7月に開き、35社が参加、64人が来場した。
今回の参加企業は製造業や情報通信業、飲食業などで、募集職種は事務職や接客、技術職などさまざま。来場した求職者はそれぞれ関心のある企業のブースを訪れ、採用担当者から直接説明を聞き、質問するなどしていた。
会場では、キャリアコンサルタントが就職活動成功のポイントを話すセミナーも開かれ、ジョブカフェわかやま、ハローワーク和歌山は就職活動に関する相談を受け付けた。
教育関係の非正規雇用で働いているという日高川町の女性(25)は「子どもと関わる仕事で、長く続けられる職場を選びたい。関心を引かれる企業はあった」と話していた。