生徒が仕入れや運営 市高デパートへ準備
和歌山市立和歌山高校(六十谷、勝本泰弘校長)で16、17日、毎年恒例の「市高デパート」が開かれる。
生徒たちが商品を仕入れ、格安で販売する催しで、生徒の職業観、勤労観を育成しようと1977年に始まり、ことしで43回目。商品管理をはじめ各店舗運営のほとんど全てを生徒が行っている。毎年人気のサケや野菜類といった生鮮食品からお菓子、衣料品、家庭用品まで扱う商品は幅広く、1000種類以上の商品を取り揃えている。
10月31日には3年生が当日を想定して販売実習を行った。店員と客に分かれた生徒は商品と金銭の受け渡しや伝票の記入内容を確認していた。
デパート委員長の3年生米田航輝君は「毎年たくさんのお客さんに来てもらい、販売や運営の仕事ができる。ことしもたくさん来ていただいて、自分たちにいろいろなことを経験させてもらえたら」と話している。
午前9時半から午後2時(17日は午後0時半)まで。問い合わせは同校(℡073・461・3690)。