生徒が元気に接客 市高デパートにぎわう

 和歌山市立和歌山高校(六十谷、勝本泰弘校長)で16日、毎年恒例の市高デパートが始まり、生徒たちの元気な呼び込みの声が響いた。17日も行われる。

 ことしで43回目。生鮮食品から家庭用品まで1000種類以上の商品を格安で販売している。開店前には来場者の長い列ができ、生徒も値段の掲示や釣り銭の確認などの準備に追われた。

 開店を前に、デパート委員長で3年生の米田航輝君が「43回も続けてこられたのはお越しいただく皆さんのおかげ。感謝を込めて、元気に精いっぱい接客させていただきます」とあいさつ。米田君の開店宣言で入場規制のロープが外されると校内に人が押し寄せた。

 毎年人気のサケや野菜、花の苗などは売り場に来場者が並び、生徒は笑顔で対応しながら「ありがとうございます」と手際よく商品をビニール袋に詰めていった。

 17日は午前9時半から午後0時半まで。

サケ売り場はオープンから混雑した