個性の光る絵画並ぶ 県文で水色クラブ作品展

 水色クラブ絵画の会(田代悦子代表)の作品展が、和歌山県和歌山市小松原通の県民文化会館県民ギャラリー特設展示室で開かれている。12月2日まで。

 同会は会員15人。月2回集まり、同市の中森順一さんを講師に水彩画やペン画などを学んでいる。絵画展は2年に1度開いており、今回が5回目。

 スクラッチボード画やパステル画、ペン画など約60点が展示され、和歌浦の不老橋や和歌山城など地元の歴史的建造物を描いた作品の他、白浜町の三段壁やラベンダー畑が広がる富良野(北海道)など自然の風景を描いたものもある。

 ラベンダー畑や蔵が立ち並ぶ街などの作品を出展した、同市の亀岡良美さんは「絵を描いている時はいろんな苦労を忘れ無心になれる。出展者一人ひとりの個性が作品によく出ており、楽しめると思います」と話していた。

 午前10時から午後5時(最終日は午後4時)まで。問い合わせは田代代表(℡073・451・4027)。

見応えのある作品が並ぶ会場