雨の日の走行注意 高校生に自転車指導

自転車で登校する学生らへの街頭指導が2日、和歌山県和歌山市の新堀橋で行われた。県立星林高校、和歌山商業高校や県と市の教育委員会などから15人が参加し、通学中の生徒に安全運転を呼び掛けた。

新堀橋は交通量が多く、登下校時には自転車で走る中高生も多い。この日は雨で、生徒の多くはレインコート姿。信号が変わる直前に横断する生徒や、傘を差して走行する生徒に声を掛けていた。

県教育委員会生徒支援班の津村孝幸班長は「雨の日に傘差し運転の自転車を見る機会が減ったのは良い状況。積み重ねの中で、一人ひとりに交通ルールを意識してもらいたい」、ボランティアで参加している堀内勇志さんは「イヤホンをしたままの運転や、並走する自転車が減ってきた。これからも続けていきたい」と話していた。

活動に取り組む惣木貞男さんは「活動も8年目に入った。これからも交通マナーを守って走行してもらいたい」と訴えた。

自転車走行の注意を聞く高校生

自転車走行の注意を聞く高校生