安全で安心な和歌山へ 県警が仕事始め式
和歌山県警は7日、仕事始め式を和歌山市の県庁正庁で行い、より安全で安心な和歌山の実現に向け、決意を新たにした。
県警本部(警察学校含む)と県情報通信部に勤務する警部以上の警察官、警部相当職以上の一般職員合わせて約200人が出席した。
檜垣重臣本部長は訓示で、昨年を振り返り、広域詐欺事件やSNSを利用した強制わいせつ事件、統一地方選当選者による利害誘導事件などを検挙したことを挙げ、刑法犯認知件数、交通事故発生件数の18年連続減少を達成できたことに対し、職員一人ひとりの努力に感謝した。
ことしは、東京五輪・パラリンピックへの対応、自然災害への備えなどが重要とし、「県民の期待と信頼に応える強さと優しさを兼ね備えた警察を目指し、安全で安心な和歌山をつくっていこう」と呼び掛けた。