市役所にPRの横断幕 紀の国わかやま文化祭

来年秋に和歌山県内で初開催される「第36回国民文化祭・わかやま2021」と「第21回全国障害者芸術・文化祭わかやま大会」をPRし、機運を盛り上げようと、和歌山市は10日、市役所本庁舎6階南側のテラスに横断幕を設置した。

国民文化祭は1986年度から、全国障害者芸術・文化祭は01年度から毎年開かれ、17年度から同時開催。18年度の大分県では、関連事業を含め51日間で232万8000人の観客が訪れた。

和歌山大会は「紀の国わかやま文化祭2021」を愛称とし、キャッチフレーズは「山青し、海青し、文化は輝く」。会期は10月30日~11月21日の23日間で、開会式は同市の和歌山ビッグホエール、閉会式は県民文化会館で行われる。

市内で開かれる公演や展示などの「分野別交流事業」は、かるた、太鼓、華道、茶道、吹奏楽、短歌、合唱、演劇、オーケストラ、洋舞となっている。

横断幕は縦1・1㍍、横18㍍の大きさで、大会名と会期、キャッチフレーズ、大会マスコットキャラクター「きいちゃん」と山や海、輝く太陽のイラストが描かれている。

市は昨年の8月に実行委員会を設立。今後は作品の応募やボランティアなど、幅広い市民の参加を促すため、PRを進めていくとしている。

市役所のテラスに設置された横断幕

市役所のテラスに設置された横断幕