和歌浦が和歌山に ジャズマラソン名称変更
「和歌浦ベイマラソンwithジャズ」のことしの第1回実行委員会が10日、和歌山県和歌山市役所で開かれ、大会の名称を「和歌山ジャズマラソン」に変更することが承認された。また、ハーフ部門のコースが大きく変更となることも決まった。
ことしの大会が第20回の節目の年となるため、ハーフ部門のコースを従来の市中央卸売市場スタートから、和歌山城北側のけやき大通りスタートに変更。和歌山城周辺を約4分の3周し、三年坂通りから築港方面、雑賀崎方面に抜ける。県中小企業団地はコースから外れ、ゴールは従来通りマリーナシティとなる。市の中心市街地をスタートすることで和歌山の観光や飲食も楽しめることになり、名称も「和歌山ジャズマラソン」とした。
ハーフマラソンのコース変更については以前から「お城の周りを走るのはどうか」「人が少ない工業団地内を走るより、応援の人が多い沿道のコースを」など、委員や参加者から要望があり、考慮された。委員からは、けやき大通り、三年坂通り、国道26号を同時に交通規制することで公共交通機関の機能不全を懸念する声が上がったが、事務局側は規制時間を極力短くするなどで対応していくよう検討すると、理解を求めた。
開催日は従来通り11月の第2日曜でことしは11月8日となる。2㌔、5㌔、10㌔のコースの変更はなく、従来通りマリーナシティを発着とする。