TSUKEMENと共演 3月へ向陽合唱部が猛練習
3月1日午後3時から、和歌山県紀の川市貴志川町長原の貴志川生涯学習センターかがやきホールで開かれる「TSUKEMEN LIVE2020~時を超える絆~」に、県立向陽中・高校(和歌山市太田)の合唱部が共演し、さだまさし作詞、TSUKEMEN作曲の「時を超える絆」を歌う。
TSUKEMENはバイオリン(TAIRIKUさんとKENTAさん)とピアノ(SUGURUさん)のインストルメンタル・ユニット。メンバー全員が音楽大学出身でそれぞれが作曲を手掛ける。
同校合唱部は昨夏の県合唱コンクールで金賞、今月9日の「県ヴォーカルアンサンブルコンテスト」で金賞を受賞する伝統校。2021年には第45回全国高校総合文化祭和歌山大会(紀の国わかやま総文2021)のイメージソング初演を担う。
合唱部13人は1月からソプラノ、メゾソプラノ、アルトに分かれて週6日、練習に取り組んでいる。サビ部分の「この広い世界の中であなたとわたしが巡り会う そのことには特別な意味があるはずでそこにこそ絆がある」は、メッセージ性のある歌詞をしっかりとかみしめて、気持ちを込めて歌う。
18日の練習では、課題などを各パートに分かれて確認し合い、調整していた。
2年生で部長の岩橋沙弥奈さん(17)は「貴重な経験になる。歌詞がすてきなので言葉をしっかりと意識して歌いたい。聴いている人の心に届けば」と気合十分。永井理恵教諭は「生徒には歌える喜びと思いを歌に乗せて届けられる舞台があることの喜びを感じてもらえれば」と話した。
チケットは全席指定4000円(3歳未満の入場不可)。同センターなどで販売。問い合わせも同所(℡0736・64・2273)。
また、3月15日午後2時から同市小松原通の県民文化会館小ホールで第45回定期演奏会を開く。入場無料。