国からマスク4万枚 県内の医療機関に配布へ
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、国からマスク4万枚が16日、和歌山県庁に届けられた。マスクは保健所を通じて県内各地の医療機関に送られる。
県薬務課によると、医療機関でマスクの不足が生じていることを受け、国の機関が保有していたマスクを無償で提供することになったといい、県内の感染症指定医療機関などに送られるという。
マスク4万枚を積んだトラックは同日午前11時ごろ、和歌山市の県庁南別館前に到着。県薬務課の職員らがマスクの入った段ボールを同館2階の防災会議室に運び、仕分け作業を行った。
受け取った県福祉保健部の野㞍孝子技監は「医療従事者の感染が報道されており、医療従事者を守るという意味でも大変ありがたい。国に対して心より感謝申し上げたい」と話した。