対策万全で学校再開へ 県教委が注意点を通知
新型コロナウイルス感染症対策のため、3月から臨時休校となっていた各学校を再開するにあたっての指針を文部科学省が示したことを受け、和歌山県教育委員会は25日付で県内の県立高校と市町村教育委員会に新学期から学校再開に向け準備するように通知した。
通知では各地域の感染状況を踏まえて引き続き万全の感染症対策をとることと、換気の悪い密閉空間、多くの人が密集する場所、近距離での会話や発声の3条件を回避することを求めている。また、手洗いや咳エチケットの基本的な対策、学校医や学校薬剤師と連携した保健管理体制の整備を求めた。
今後、児童生徒、教職員の感染が判明した場合には、国の指針に基づき臨時休校の実施を学校設置者が判断する。
本紙エリアの始業式は岩出市の小中学校で4月7日、和歌山市、紀の川市、海南市、紀美野町の小中学校で8日に実施予定となっている。