安全安心な社会実現へ 県警の4課室が発足式
和歌山県警で本年度から新たに設置された部署の発足式が1日、和歌山市の県庁別館で行われた。
新しく設置されたのは、広報活動と県民からの相談などを受け付ける広報県民課、機動捜査と情報分析を一体にし、捜査の効率化を図る機動捜査分析課、国民文化祭、高校総合文化祭に向け警備体制に取り組む警衛対策室、検視係から格上げし、紀南への分室設置など体制を強化した検視官室の4課室。
広報県民課と機動捜査分析課の合同発足式では、檜垣重臣本部長が「それぞれの任務は容易ではなく、課題があると思うが、警察に対する県民のニーズを把握し、県民の期待と信頼に応えられるよう取り組み、成果を出せることを祈念している」とあいさつ。広報県民課の塩見康浩課長は「広く警察活動を広報し、相談に丁寧に耳を傾け、犯罪被害者に寄り添い、課員一丸で職務に取り組みたい」、機動捜査分析課の保田彰課長は「犯罪を迅速に検挙し、緻密で適正な捜査を進めるために捜査手法の向上が求められている。機動力と情報分析力を発揮し、安全で安心な和歌山に向けて職務に励みたい」と決意を新たにした。