コロナ対策に100万円 和歌山木材港が県へ
和歌山木材港㈱(和歌山県和歌山市西浜、宮本次朗社長)は、新型コロナウイルス感染症の対策に役立ててもらおうと、県に「ふるさと和歌山応援寄付」として100万円を寄贈した。1日に県庁で宮本社長が仁坂吉伸知事に目録を贈呈し、仁坂知事から感謝状が贈られた。
この日は同社から宮本社長、中谷友紀会長代理、平野眞幸監査役、県からは仁坂知事の他、田村一郎総務部長、星加正積税務課長らが出席。話題は寄付金だけでなく、新型コロナウイルス感染症が県内経済に与える影響にも及んだ。
宮本社長は「われわれができる最大限のことをしたい」と伝えた。仁坂知事は「ありがたい」と感謝し、新型コロナによる経済への影響について「観光や飲食がぐちゃぐちゃ。製造・機械はあまり落ちてもらいたくないが、(コロナの影響が)だんだん効いてくるのでは」と話した。
宮本社長は「少しでも医療関係の皆さまのお役に立てれば」と話していた。