熱中症に注意し見守りを 県防連が夏マスク
夏場の活動に役立ててもらおうと、和歌山県防犯協議会連合会(田谷節朗会長)は15日、防犯ボランティア団体に夏用マスクを寄贈した。
多くのボランティア団体は学校の臨時休校に合わせて活動を自粛していたが、夏から活動を再開した団体も多いという。マスクを求める声が多かったことから、地区地域安全推進員会や少年補導員などに生地が薄く、触ると冷たい素材のマスクを寄贈。県内の223団体を対象に各警察署を通して約6000枚を配布する。
この日は和歌山市木ノ本の木本地区会館で同地区の地区地域安全推進員会に贈られ、同連合会の宇治田善信専務理事から野畑久則会長に50枚が手渡された。
宇治田専務理事(64)は「活動している方にはベテランも多く、信頼している。ことしはマスクを着けての活動になるので、新型コロナウイルスはもちろん、熱中症にも気を付けてもらいたい」、野畑会長(76)は「学校が再開してから、登校時の見守りを再開し、夏休みにはパトロールも考えている。推進員と防犯委員にも配りたい」と話していた。