50代女性が感染 橋本保健所管内の看護師
和歌山県は22日、橋本保健所管内在住の50代女性が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。県内で感染者が確認されたのは11日ぶり。累計感染者数は237人で、3人が入院中。
県によると、女性は同管内の介護事業所に勤務する看護師。12日から咽頭痛、全身倦怠感、関節筋肉痛などがあり、一時症状はなくなったが再び全身倦怠感や食欲不振が表われ21日に検体採取を行い陽性が判明した。現在は医療機関に入院しており、症状は安定している。最終勤務は11日。発症の数日前に自治体の乳幼児健診の補助を担当していた。同居家族、事業所の利用者、従業員など約30人を検査する他、乳幼児健診関係では約40人を検査する。
県福祉保健部の野?孝子技監は記者会見で「医療、介護関係は感染を広げる可能性がある。特に注意していただきたい」と呼び掛けた。