本の消毒機 紀の川市の図書館が導入
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、和歌山県紀の川市の市立河北図書館(西大井)と市立河南図書館(貴志川町神戸)は、紫外線を使って本を殺菌消毒する図書消毒機を各館に1台導入した。
来館者が図書を借りる際に、消毒機の棚に最大6冊の本を入れ、ボタンを押して30秒間待つ。紫外線で殺菌消毒し、送風で挟まったごみやにおいなどを除去する。「手軽にきれいにできる」と来館者からは好評。
市立河北図書館の金岡哲弘館長は「みんなで使う本。きれいな状態で読んでもらうために導入したので使ってもらい、本にふれてもらえたら」と話している。