子どもを笑顔に 根来小でマジックショー
岩出市シルバー人材センター(中芝正幸理事長)は9日、和歌山市立根来小学校で「インコおじさんのマジックショー」を開いた。
毎年秋に実施する学童運動会が新型コロナウイルスの影響で中止に。代替行事として学童保育のある市内小学校に「インコおじさん」こと南出佳伸さん(78)が出向き、子どもたちを笑顔にしようとマジックを披露している。
同校では学童保育の1~6年生約50人が体育館に集まり、インコおじさんのマジックが始まるのを楽しみに待った。
相棒のインコ、「みどりちゃん」と共に南出さんは、風船に棒を差し込んでも割れない芸や3本のひもを1本につなげるなど30分間、さまざまなマジックを披露し、子どもたちは大喜び。「えー! なんで」「すごい」など歓声や拍手が起こった。
南出さんは「捨てるものでも工夫次第で遊び道具にできる。自分でなぜかとタネを考えてもらい、楽しんでもらえたらうれしい」と話した。