トルコ沖地震に見舞金 知事が大使館訪問

トルコ西部イズミル県南部のエーゲ海を震源とする大地震を受け、仁坂吉伸和歌山県知事は20日、東京都内の駐日トルコ大使館を訪問し、ハサン・ムラット・メルジャン大使に県からの見舞金100万円を贈呈した。

県国際課によると、大使館を訪れた仁坂知事は「今回の地震により多くの方が被災され、心よりお見舞い申し上げる」と述べ、見舞金を手渡し、メルジャン大使は「金銭的価値以上に精神的価値がある。頂いた見舞金は災害緊急対策庁の口座に送金し、被災者支援に役立ててもらう。皆さまのお心遣いは大統領、外務大臣にも伝える」と感謝した。

両国友好の原点の地である和歌山から被災者を支援しようと、今回の見舞金に加え、仁坂知事と田嶋勝正串本町長が呼び掛け人となり、県と県内30市町村が一体となって義援金を募る活動を続けている。振込先など詳細は同課ホームページ(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/022300/d00205583.html)。

見舞金の目録を手にメルジャン大使㊧と仁坂知事(県提供)

見舞金の目録を手にメルジャン大使㊧と仁坂知事(県提供)