野鳥から鳥インフル 和歌山市で陽性確認

和歌山県は3日、和歌山市で回収した野鳥のオシドリの死骸について、簡易検査をしたところ、A型鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。

今後、毒性の強い高病原性かどうか、鳥取大学で確定検査を行う。結果判明には約1週間がかかる見込み。

県によると、野鳥死骸が見つかったのは3日午後4時ごろ。環境省は同日、発生地周辺10㌔圏内を野鳥監視重点区域に指定し、県は同地域の野鳥の異常の監視を強化する。県では、死んでいる野鳥を見つけた場合は、素手で触れずに、県の振興局や県自然環境室に連絡するよう呼び掛けている。

国内では香川県などで高病原性の鳥インフルエンザウイルスが確認されている。