福祉車両贈る 県生保協が印南町社協へ
生命保険協会和歌山県協会(会長=入山秀峰第一生命保険和歌山支社長)は4日、印南町社会福祉協議会(森尾正稔会長)に福祉巡回車として軽乗用車1台を寄贈し、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で寄贈式を行った。
県協会加盟の生命保険会社18社の従業員による「わかやま生保協会たすけあい募金」を財源とする取り組み。92年度から県内市町村の社会福祉協議会に対して福祉巡回車の寄贈を継続しており、今回で39台目、30市町村全てに寄贈の車両が行き渡った。
寄贈式で入山会長は、「寄贈車両が活用され、地域の高齢者の健康管理や配食サービスがより充実し、安心できる地域社会づくりに少しでも貢献できるよう祈っている」とあいさつ。森尾会長は、福祉用具の貸し出し、シニア学園の実施などの取り組みを挙げ、「社会福祉協議会の各種事業に巡回車はなくてはならない。フルに活用させていただく」と謝辞を述べた。
式には、県から岡畑拓男長寿社会課長、県社会福祉協議会から中西淳常務理事も出席。最後に出席者は、寄贈車両の前で記念のカメラに収まった。