新たに10人感染 新型コロナ県内538人に
和歌山県は10日、県内で新たに20~80代の10人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1人が重症で、9人が安定しているか無症状。県内の累計感染者は538人となった。10日午後1時時点で75人が入院している。
県によると、居住地別の感染者数は、和歌山市6人、岩出保健所管内2人、橋本保健所管内2人。
和歌山市の感染者は、20代無職女性、60代医師男性、50代医師女性、20代女子大学生、80代無職男性、50代会社員女性。20代無職女性は8日に感染が発表された20代男性の同居家族。医師2人と大学生は9日に感染が発表された90代女性の同居家族。
岩出保健所管内の感染者は、40代会社員男性と80代会社員男性。40代男性は9日に感染が発表された50代女性の同居家族。
会見した県福祉保健部の野㞍孝子技監は、クラスター(感染者集団)が発生し、すでに看護師8人の感染が確認されている県立医科大学付属病院紀北分院(かつらぎ町)について、医師や看護師など残りの職員151人と入院患者を検査したところ、全員が陰性だったことを説明した。