ご来光はライブ配信 元日お城イベント縮小
和歌山県和歌山市は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、新春の和歌山城での恒例イベントを縮小して開催する。例年1月1日の午前6~9時に行っている天守閣の無料開放は中止し、初日の出はライブ配信する他、「新春つれもて歩こう走ろう会」は、開会式や一斉スタートをせずに実施する。
1日は天守閣の無料開放はしないが、午前6時から天守閣前広場で、記念品のかわらけ(素焼きの杯)の配布のみを行う。先着1000人限定で、かわらけには「令和三年辛丑(かのとうし)元旦 和歌山城」の文字と徳川家の三葉葵の紋が入っている。
天守閣からの初日の出は、市のユー・チューブ公式チャンネル(https://www.youtube.com/user/wakayamacitychannel)で6時半~7時半にライブ配信する。雨天中止。
1日の「新春つれもて歩こう走ろう会」は例年、スタート前に干支(えと)入り記念メダルの引換券を配布し、コースを歩き、走った後に再集合してメダルを手渡してきた。今回は午前6時から砂の丸広場で先着2100人にメダルを配り、随時、自由なコースを歩き、走って解散するスタイルとなる。小雨決行。
また、10日の消防出初め式は、消防職員や消防団員ら関係者のみの無観客で開催する。放水演技や救助訓練、消防音楽隊のミニコンサートなど、市民が観覧、参加できるイベントは中止となる。