スポーツへの思い書道に 11日までフォルテ

和歌山県和歌山市本町のフォルテワジマ3階にあるわかやまスポーツ伝承館で、毎年この時期恒例の「スポーツ書道展」が開かれている。11日まで。

県教育委員会が主催。スポーツへの関心を高めるきっかけになればと行っており、今回が8回目。県内の小学生を対象に募集し、715点の作品が寄せられた。

会場には、寄せられた全作品を学年別に展示。「心技体」「筋肉」「優勝」「気合と根性」など、スポーツでよく使われる言葉を毛筆で書いた作品が並んでいる。入賞と佳作の作品はまとめて展示されており、入賞者には表彰状と副賞を贈呈している。

江川哲二館長は「競技を通じて友達が増え、助け合いの大切さも学べるのがスポーツの魅力。汗を流すことは気持ち良く、目標を持ち、努力をすると達成感が得られる」と笑顔。「スポーツに関心を持つきっかけになればと思っています。子どもたちの個性あふれる作品を見に来ていただけたら」と話している。

午前10時から午後7時まで。問い合わせは同館(℡073・423・2215)。

700点超の作品が並ぶ

700点超の作品が並ぶ