特急くろしお減便へ 年末年始の利用は3割

JR西日本は2月1日から、新型コロナウイルス感染拡大による利用の落ち込みを受け、特急くろしおの運行計画を見直し、新大阪―和歌山間で一日当たり36本の運行を当面の間24本に減らす。

年末からの急速な感染再拡大を受け、11都府県に2月7日まで、緊急事態宣言が再発令される事態となり、鉄道利用者は大幅に減少。年末年始(昨年12月25日~1月5日、12日間)のきのくに線・和歌山―箕島駅間の特急列車利用者数前年比67%減、白浜―串本間は同69%減となっている。

2月1日から運休となる特急くろしおは、白浜方面行きが5・9・15・19・23・31号、白浜方面行きが8・12・14・18・28・30・34号の計12本。対象の列車の切符は、手数料なしで変更か払い戻しを受け付けている。

3分の2に減便される特急くろしお(JR和歌山駅)

3分の2に減便される特急くろしお(JR和歌山駅)