心を刺激する508点 24日までジュニア県展
次世代のアーティストを育て、和歌山県内の美術文化振興を図る第6回県ジュニア美術展覧会(ジュニア県展)の本展が24日まで、県立近代美術館(和歌山市吹上)で開かれている。
県内の小中学生を対象に絵画・書・立体の3部門で募集し、審査を行った。ことしは新型コロナウイルスの影響で休校になるなど大変な時期もあった中、絵画1382点、書1041点、立体95点の作品が集まった。
会場には各部門の入賞・入選を合わせた508点を展示。日常生活のふとした出来事や思い出などを色鮮やかに表現した絵画、子どもたち自身も達成感を得られたであろう完成度の高い書、自由度と表現力の高さが特徴の立体作品が並び、訪れた多くの人が見入っている。
孫の作品を見に訪れた女性は「皆さんの作品の上手さに圧倒されました。作品を眺めているだけでもいい刺激になるはずなので、早く週末になって孫を連れてきたい」と笑顔で話していた。
午前9時半~午後5時。
23日午前11時半から同館で、最優秀賞・優秀賞の表彰式を行う。