河川の美化活動たたえ 県内8団体に感謝状
河川の美化活動などに長年取り組んできた「優良河川愛護団体」に対する感謝状の贈呈式が21日、和歌山県和歌山市の県庁であり、県内8団体に感謝状が贈られた。
河川愛護団体は草刈り、清掃などにより河川機能の維持や強化を図るなど、河川愛護思想の普及や啓発を目的に活動している民間の団体。昨年12月末現在で県内に315団体がある。
この日は各団体の関係者が県庁知事室を訪れ、大谷地区河川愛護会(有田川町)の宮木弘喜さんが代表で仁坂吉伸知事から感謝状を受け取った。
仁坂知事は「本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いします」と感謝。各団体の活動について尋ね、関係者らは「参加者の高齢化が進んでいる」「川に土砂が堆積する」などと報告していた。
感謝状を受けた団体は次の通り。
橘本地区加茂川・市坪川愛護会(海南市)▽真国川を美しくする会(紀の川市)▽四郷地区自然愛護会(かつらぎ町)▽大谷地区河川愛護会(有田川町)▽上田井地区河川愛護会(美浜町)▽田熊川河川愛護会(上富田町)▽西向地区河川愛護会(串本町)▽ぶつぶつ川周辺を美しくする会(那智勝浦町)