感染者急増に危機感 新型コロナ16人が陽性

和歌山県は3月30日、県内で新たに10~60代の男女16人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。県内の感染者は累計1273人。4人が退院し、同日午後1時時点で80人が入院している。また、すでに感染が分かっている人の中で新たに10人が変異株陽性と判明し、変異株の感染者は累計47人となった。

16人のうち感染発表済みの人の濃厚接触者が9人、新規が7人。保健所管内別の内訳は、和歌山市が10人、岩出と海南が各3人。

県福祉保健部の野㞍孝子技監は県庁での記者会見で、「感染者が急激に増加しており、大変危機感を持っている。(何らかの症状が出た場合には)早期受診にご協力いただき、感染予防対策もきっちり行っていただきたい」と呼び掛けた。