対象地域に外出控えて 「まん延防止」で知事
仁坂吉伸和歌山県知事は1日、大阪府や兵庫県などが新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」の適用対象となる見込みとなったことを受けて県庁で記者会見し、県民に対して両府県への不要不急の外出を控えるよう、また、歓送迎会、謝恩会、宴会を伴う花見などを極力控えるよう呼び掛けた。
大阪、兵庫の感染拡大状況について、仁坂知事は「このところ、従来と比べてものすごく感染の急増がある。若い人にも結構はやっている」と述べ、「和歌山も油断はできない」と危機感を示した。呼び掛けについては「感染拡大地域に出掛けての飲食が一番危ないと思う。今、とてもうつりやすい。ブレーキを踏んだ方がよいのではと思った。ぜひ(協力を)お願いしたい」と述べ、理解を求めた。
関西広域連合長としては「広域連合として団結し、意見を統一して立ち向かっていきたい」と述べた。