プレミア和歌山の逸品紹介 県がPR冊子発行

和歌山県は、優れた県産品を認定、推奨する制度「プレミア和歌山」を紹介しようと、PR冊子「The プレミア和歌山―至高の逸品―」を発行した。メディアやバイヤー向けのPRツールとして積極的に活用し、認知度の向上につなげようと考えている。

プレミア和歌山は、県内で生産、製造されたもの▽安心、安全を重視したもの▽和歌山らしさ、和歌山ならではのもの――の観点から優良な県産品を認定、推奨する。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で県産品のPRイベントの開催が難しい状況の中、冊子を通じて県産品の魅力を届けようと企画した。

冊子はA4カラーで48㌻。冒頭では、2019年に東京都内のホテルで開催された「プレミア和歌山パートナー試食&座談会」の様子を紹介。座談会には作家で仏文学者の荻野アンナさん、コラムニストの泉麻人さん、漫画家の弘兼憲史さん、仁坂吉伸知事、残間里江子プレミア和歌山推奨品審査委員会委員長らが出席し、酒、梅干し、卵、桃、ミカンなどの魅力について語っている。

2021年度の審査委員特別賞と奨励賞を紹介するコーナーもあり、審査委員特別賞に選ばれた和牛「紀州和華牛」、奨励賞に選ばれた「超熟しらぬい」、紀州産の杉を使用したスツール「KOGUCHI スツール」などが掲載されている。

推奨品のジャンル別紹介コーナーにはQRコードが付いており、全商品、事業者の情報を見ることができる。

 

プレミア和歌山の魅力が詰まった冊子(県提供)