和歌山スイーツ 直営店オープンへCF募る
和歌山の素材と人材を生かした「共創スイーツブランド」として「KANOWA(かのわ)」を企画運営する㈱コンフォート(和歌山市禰宜、山添利也代表)は、直営店のオープンに向け、4月27日にクラウドファンディング(CF)を開始した。
同社が利用するCFは、立ち上げたプロジェクトにインターネットを介して支援を募集。支援者から資金を調達し、同社の食品やサービスをリターンする。昨年9月には同システムで「紀州プレミアム生レモンケーキ」が目標金額をわずか一日で達成した。
今回のリターンは、チーズケーキ、ミカンの菓子詰め合わせや、新店舗の壁に埋め込むミカンの木の枝に自分の名前やメッセージを入れる権利、漆喰(しっくい)の手塗り作業などの体験型がある。他にも、企画会議の参加権や、食品プロデューサーも務める山添代表の60分オンラインコンサルティングなどもある。
直営店のオープンに向け、山添代表は「福祉事業と地域の人との出会いの場になれば」と話している。KANOWAの商品販売だけでなく、食分野のコンサルやプロデュースを相談する「和歌山スイーツ食品研究所」も設置する。
プロジェクトの支援はクラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で5月末まで受け付けている。