ワクチン125箱配分 高齢者向け10、17日の週
65歳以上の高齢者に優先接種する新型コロナウイルスワクチンが、10日と17日の週に和歌山県に125箱(1箱=1170回分)配分される。
県健康推進課によると、本紙エリア5市町への配分は、和歌山市44箱、海南市8箱、紀の川市8箱、岩出市5箱、紀美野町2箱。今回を含め県内市町村への配分は累計212箱となった。1箱は195バイアル(瓶)入りで、従来は1瓶当たり5回接種できる注射器が配布されていたため、1箱で975回分だったが、6回接種可能な注射器に変わり、1170回分となった。
国は6月末までに高齢者向けの配分を終えるとし、5月中旬から接種が本格化するとみられる。
和歌山市では10日以降、現在は市内116医療機関で行っている接種を277機関に拡大する。