星林が今夏2勝目 序盤から猛攻でコールド

第103回全国高校野球選手権和歌山大会は9日目の17日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で2回戦3試合があり、第1試合では星林が11―3で橋本に7回コールド勝ちした。

【2回戦・第1試合】

星林 2 1 1 4 0 3 0 11
橋本 0 3 0 0 0 0 0 3

(7回コールド)

〔星〕山本樹、榎本、安永―伊東〔橋本〕前田、山田、道上、古川―谷口▽2塁打=亀川、山本樹、川邉、伊東(星)山田、谷口2(橋)

星林は3回表、7番・湯浅の適時打で勝ち越した。

4回は4番・山本樹の適時2塁打などで4点を挙げリードを広げ、6回にも3点を加え突き放した。

守っては、和歌山南陵との初戦で好投した背番号9の榎本が2回途中から救援し、6回まで無得点に抑える好投を見せた。7回は1年生左腕の安永が登板し、無失点に抑えた。

宮下隼一監督は「選手たちがよく頑張った。成長を感じる。本当に勢いが出てきている感じがする」と話し、好投の榎本は「直球で打者を押し込むのが自分の持ち味。きょうはほとんど直球で勝負した。ピンチでも粘り強く投げられた。100点です」と胸を張った。

2安打3四球で全打席出塁した1番の伊東は「打席では球がしっかり見えていて、ストライクとボールの見極めもできている」と話していた。

4回表、山本樹が適時2塁打を放つ(星林)

4回表、山本樹が適時2塁打を放つ(星林)