コロナ病床600に増 新たに26人感染判明

和歌山県は6日、県内で幼児から80代の26人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。一日当たりの新規感染者が30人を下回るのは8月10日以来、27日ぶり。病床数は6日から、従来の570を600に増やした。

26人の保健所管内別内訳は、和歌山市7人、海南1人、岩出4人、橋本5人、御坊3人、田辺4人、県外2人となっている。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が42・0人。保健所管内別では田辺が62・5人で最も多く、岩出が51・4人、和歌山市が41・3人で続いている。

県内の感染者は累計4887人、入院患者は431人(うち重症23人)。臨時の新型コロナ病床となっている6床を含め、使用率は71・1%となった。

県は県内の感染者数減少について、大阪府や首都圏など全国的な減少傾向に伴うものとみているが、まだ予断は許さないとしている。