ビッグホエールが緑に 臓器移植普及推進月間
10月の「臓器移植普及推進月間」にちなみ、和歌山県とわかやま移植医療推進協会は21日まで、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールを、移植医療のシンボルカラーであるグリーンでライトアップするキャンペーンを県内で初めて実施している。
1997年10月の臓器移植法施行以来、日本での臓器移植は一定の実績を積み重ねているものの、2010年の改正法施行後も、臓器提供は顕著な増加を示していない。
より多くの人が臓器移植に対する理解を深め、意思表示をすることが重要として、同月間には啓発活動が行われており、ライトアップもその一環。ビッグホエールは連日、午後6時から9時まで点灯し、緑色の光に包まれた巨大な姿を浮かび上がらせている。
同月間の啓発としてこの他、和歌山放送ラジオでのスポット放送、県や各市町村の広報誌などでの広報活動などが行われている。