維新が県内2位に躍進 衆院選の比例結果
第49回衆院選の和歌山県内比例代表は1日早朝に開票結果が確定。小選挙区で落選し、比例に重複立候補していた和歌山1区の自民前職・門博文さん、2区の立憲民主新人・藤井幹雄さん、維新新人・所順子さんの3人はいずれも復活当選はならなかった。
各政党の県内の得票は、自民が最多の15万2511票(得票率33・84%)で県内第一党の座を維持し、前回5位の維新が9万6813票(同21・48%)で2位に躍進。前回2位の公明は7万1309票(同15・82%)で3位に後退したが、自民・公明の与党で全体のほぼ50%を確保した。
立憲民主は5万227票(同11・15%)で前回と同じ4位。5位は共産の3万2616票(同7・24%)で、前回に続いて得票率は10%に届かなかった。
国民民主は2万5738票(同5・71%)で6位。小選挙区で候補が当選した1区では得票率10・68%で立憲民主と共産を上回ったが、その他の市町村で伸び悩んだ。
7位はれいわ新選組の1万1527票(同2・56%)、8位はNHK党の6049票(同1・34%)で、社民は3854票(同0・86%)で前回に続いて得票率1%を割り込んだ。