喜びかみしめ演舞 おどるんやでまちに活気

「おどるんや~第17回紀州よさこい祭り~」(NPO紀州お祭りプロジェクト主催)が3日、和歌山城の砂の丸、西の丸広場の2会場で開かれた。和歌山県内を中心に46チーム約1200人が迫力ある演舞を繰り広げ、地域を活気づけた。

踊り子はそろいの法被やマスクなどの衣装に身を包み、扇子や鳴子を手にポーズを決めると、観衆からは大きな拍手が送られた。

新型コロナの影響で2年ぶりの開催となり、踊り子たちは発表の場があることに感謝。紀の川市を拠点に活動するチーム「愛禅道(あぜみち)」の竹迫友揮さん(22)は「和歌山のイベントといえば、おどるんや。自分にとって紀州よさこい祭りは生きがい。久しぶりにたくさんの人の前で踊れて幸せでした」と笑顔だった。

息の合った演舞で魅了した踊り子たち

息の合った演舞で魅了した踊り子たち