大堰管理橋の渋滞緩和 六十谷橋通行止めで
和歌山市の六十谷水管橋が崩落し、仮設水道管を設置した六十谷橋(県道)が10月6日から全面通行止めとなり1カ月が過ぎ、県と市は15日、周辺の交通状況を発表。渋滞は減少しているが、同橋に近い紀の川大堰管理橋上は滞留する傾向が続いており、時差出勤などへの協力を引き続き呼び掛けている。
紀の川大堰管理橋の渋滞状況は、朝のピーク時(午前7時半~8時半ごろ)の北詰交差点河南方面行きが、通行止め直後の10月7~8日に最大約500㍍の渋滞だったのが、11月4~5日には70~300㍍に緩和されるなど、おおむね減少。六十谷橋を利用していた人のうち、六十谷エリアや市中心部の人は、同管理橋の利用を控える傾向がみられる。
一方、紀の川を渡る周辺の橋の交通量は増え、朝夕4時間の交通量の比較で、紀ノ川大橋は10月より約1100台、紀州大橋は約1300台増となった。