中小企業や貴志川線支援 和歌山市12月議会
和歌山市は19日、総額9億9496万円を増額する2021年度一般会計補正予算案など、12月定例市議会に提出する案件を発表した。補正後の一般会計は1501億8610万6000円となる。
補正予算案の主な内容は、新型コロナウイルスに対応して感染拡大防止や既存事業の拡充、転換などに取り組む事業者に対する「中小企業サポート補助金」の追加に1620万円、新型コロナで利用者が急減した和歌山電鐵貴志川線の運行継続支援に2839万6000円、8月の豪雨で斜面が崩壊するなどした友ヶ島の散策道の復旧に7000万円などを計上している。
12月市議会への提出予定案件は、予算関係を含む議案31件、報告関係4件、承認関係1件。
条例関係では、六十谷水管橋の崩落に伴う市北部の広域断水の責任を取るとして、市長と公営企業管理者の12月の期末手当(ボーナス)を0円とする特例措置を行う条例改正案などが提出される。
12月市議会は11月26日開会、12月16日閉会の21日間。