飲酒運転根絶へ啓発 冬の交安運動始まる

和歌山北署とボランティア4団体は冬の交通安全運動初日の1日、和歌山市中野のスーパーセンターオークワパームシティ和歌山店でチラシの配布や白バイの展示など、啓発活動を行った。

湊隆弘署長は「全国的に飲酒運転の根絶には至っていない。機会が多くなる年末に向けて交通安全を呼び掛けていきたい」と話し、同署員と北地区地域交通安全活動推進委員協議会、県交通安全協会和歌山北支部、北地区交通安全母の会、同市交通指導員会のメンバーら約40人が、運動の重点である「飲酒運転の根絶」「高齢運転者等の安全運転意識の向上」「歩行者の安全確保と自転車の安全利用の推進」と書かれたチラシやマスクケース、ポケットティッシュなどを来店する人に手渡した。

店内にはパトカーや覆面車両、白バイが展示され、乗車体験もあり、買い物客の安全意識高揚を図った。

パトカーに乗車した親子は「普段から、子どもになるべく車道に近づかない、駐車場では遊ばないなど言うようにしている。さらに意識を高めていきたい」といい、浅川博之交通課長は「地域の安全に向け広く周知し、交通事故につながる飲酒運転を未然に防げたら」と話した。

 

来店客に交通安全を呼び掛けた