災害に備える写真パネル展 岩出署が3回目
地震の被災状況などを伝える写真のパネル展が、10日まで和歌山県岩出市の「スーパーエバグリーンプラス岩出高塚店」で開かれている。
岩出署が企画。県内では南海トラフ地震や中央構造線断層帯による直下型地震の懸念がある。同署は、災害の脅威を再認識してもらい、過去に発生した巨大地震被害の記憶の風化を防止しようと1月に同店、11月に近畿大学生物理工学部と同署内で実施。今回で3回目となった。
1995年の阪神淡路大震災や2011年の東日本大震災、16年の熊本地震における被災状況や警察による災害救助活動などを記録したパネル12枚が並ぶ。
同署の榎本健二警備課長は「パネルを見て、少しでも地震への備えをして、防災意識を高めてもらえれば」と話している。