小学校教諭を停職処分 酒気帯び運転で県教委
和歌山県教育委員会は23日、酒気帯び運転で検挙された紀の川市立小学校の男性教諭(27)を停職6カ月の懲戒処分とした。紀北教育事務所の幹部らが会見で発表、陳謝した。
発表によると、男性教諭は11月20日午前1時ごろ、自家用車を運転中、和歌山市内の検問で酒気帯び運転の疑いで検挙された。19日午後10時ごろから友人と市内の飲食店で日本酒2合を飲んだ後、運転代行で帰ろうとしたが、2時間待ちと言われ、1時間ほどで待ち切れなくなって自家用車を運転して自宅に帰る途中だったという。
男性教諭は県教委の調査に「多くの人にご迷惑を掛けて申し訳ない。教育者、社会人として自覚が足りなかった」などと話し、今回の処分を受けて23日に依願退職した。