不要不急の外出自粛を要請 コロナ急増で県

和歌山県内の新型コロナウイルス新規感染者が過去最多の196人に達し、医療体制などが危機的状況となっていることを受け、仁坂吉伸知事は18日、県民に不要不急の外出を控えるよう要請した。

県が不要不急の外出自粛を求めるのは、第5波の感染が拡大した昨年8月17日~9月30日以来、約4カ月ぶり。

仁坂知事は、感染急増による県の保健医療行政の現状について「機能不全ではないが、十分に食い止められる状況ではない」とし、県民の安全を守るには外出自粛要請が望ましいと判断。「県民の皆さんには大変申し訳ない」と述べた。

また、国に「まん延防止等重点措置」の適用を求めることも検討する。

飲食店などへの営業時間短縮の要請はしない。