感謝胸に一戦必勝 市和歌山にセンバツ旗授与
第94回選抜高校野球大会に出場する市立和歌山高校のセンバツ旗授与式が4日、和歌山市六十谷の同校で行われた。
式には、選手代表として副主将の米田天翼(つばさ)投手が出席。センバツ旗は毎日新聞社の勝野俊一郎和歌山支局長から栂野(とがの)作治校長に託され、栂野校長から米田投手に手渡された。
県高野連の中村憲司会長は、「米田君のまなざしに新たなる闘志を感じた。体調に気を付けて県民の期待を背に活躍してください」と激励した。
同席した半田真一監督(41)は、「気持ちが引き締まる思い。闘志あふれるプレーで見ている人に元気を与えるのが私たちの使命。感謝の気持ちで戦います」と謝辞を述べた。
米田投手は、「センバツ旗を目の前にして気の引き締まる思い。センバツでは最少失点で切り抜けて、少ないチャンスをものにして1点でも多く取れるように泥臭い野球を目指す。コロナ禍にもかかわらず、野球ができる環境を与えてくれた関係者に感謝の気持ちを込めて一戦必勝で戦う」と誓った。