4日ぶりクラスターなし 新規感染219人

和歌山県は10日、県内で新たに219人が新型コロナウイルスに感染したと発表し、前週の同じ木曜より12人減少した。3日続けて死者はなく、クラスター(感染者集団)は4日ぶりに発生しなかった。

219人の保健所管内別内訳は、和歌山市97人、海南6人、岩出45人、橋本45人、湯浅8人、御坊6人、田辺4人、新宮6人、県外2人。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が165・2人で、前日より1・3人減となり、5日連続の減少となった。

県内の感染者は累計2万4856人。入院者数は198人、重症者は県基準で22人、国基準で4人、肺炎患者は48人、病床使用率は31・3%。ホテル療養を含む待機者は870人。

県健康推進課は、クラスターの発生が減るなど感染の減少傾向は続いているものの、減少のスピードは鈍く、一日当たり200人前後の感染者が続いており、「まだまだ予断は許さない。一人ひとりが感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けた。