週末の感染296人に増 BA・2確定9人に
和歌山県が26、27日の週末に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は296人で、前週の同じ土・日曜に比べ8人増加した。オミクロン株の派生種で、より感染力が強いとされる「BA・2」の感染確定は5人増の9人、感染疑いは11人増の32人となった。
新規感染者の保健所管内別内訳は、和歌山市161人、海南15人、岩出35人、橋本21人、湯浅6人、御坊12人、田辺17人、新宮26人、県外3人。
新たに「BA・2」と確定した5人のうち3人は、以前に判明した確定例と同じクラスターの感染者だった。新たな疑い例はいずれも和歌山市の7家族、11人で、市内では徐々に置き換わりが進んでいるとみられる。
27日には267例目の新たなクラスター(感染者集団)を認定。和歌山市内の小学校で児童11人が感染した。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、27日時点の県全体が107・5人で、前日より1・7人増加した。
県内の感染者は累計2万7580人。入院者数は138人、重症者は県基準で6人、国基準で3人、肺炎患者は20人、病床使用率は22・4%。待機者は693人。