2期生75人入学式 和歌山リハビリ専門職大
和歌山リハビリテーション専門職大学(和歌山市湊本町、寺下俊雄学長)は9日、入学式を同市七番丁の和歌山城ホールで行い、2期生75人が大学生活のスタートを切った。
同大は、理学療法士、作業療法士を育成する県内初の医療系専門職大学として、2021年4月に旧和歌山市民図書館をリニューアルして開学。全ての人が「いつまでも うつくしく輝いて 生きる」ことを可能にする社会の創生を目指す人材育成により、和歌山を未来につなぐことを建学の理念としている。
寺下学長は式辞で、医療人としての自身の経験から、「一番うれしいのは、患者さんから心からの感謝を頂くこと。これは生きがいになり、皆さんにもその日が必ず訪れる」と述べ、「弱い立場にいる人の味方になる理学療法士、作業療法士となってほしい」と期待を寄せた。
新入生代表の中屋咲楽さんは「学友と学ぶことの素晴らしさを分かち合い、共に励まし合いながら、一人の人間として大きく成長していきたい。2期生としての自覚を持ち、歴史の一ページを開く」と宣誓した。