ウクライナ国旗色 花販売、売り上げ寄付へ
武器ではなく花で祈りを――。ロシアの侵攻を受けるウクライナを支援しようと、和歌山県海南市重根西のJAながみねファーマーズマーケット「とれたて広場」は9日、ウクライナ国旗をイメージした黄や青色の花を店頭に並べた。
地元の生産者有志10人が、一日でも早く戦火が収まってほしいと企画した。県が出荷量日本一を誇るスターチスとセットで、1束200円で販売。売り上げはウクライナ義援金としてJAグループに全額寄付する。
生産者の柴本義裕さん(70)は「ウクライナの人たちの日常が一日も早く戻るよう、地元で作った花束で祈ってほしい」、樋瀬貴哉店長(47)は「花束に限らず海南にはたくさんの農産物があるので、今後もウクライナにちなんだイベントを開いていきたい」と話した。
花は10日も販売。売り切れ次第終了となる。営業時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは同店(℡073・487・0900)。