ルール守って安全に 海南署が啓発イベント
和歌山県の海南署は9日、春の全国交通安全の一環で、海南市日方の海南nоbinоs(ノビノス)で啓発活動を行い、子どもたちに交通安全を呼び掛けた。
会場には白バイ2台が並び、見物の親子連れらがスマホで記念撮影。白バイ隊員がパトライトを回すと「すごい」「かっこいい」と子どもも大人も目を輝かせた。
同市の久松尊美さん(60)は孫の矢田柑夏さん(7)、はるきさん(5)と訪れ「孫たちの喜ぶ姿を見てほっこりした」と笑顔。同署の栗山耕次交通課長は「横断歩道で小さな子の無理な横断が目立つ。イベントを通して意識を高めてもらいたい」と話した。
この他、同館職員が交通安全にまつわる絵本の読み聞かせをし、地元の家庭用品メーカーの㈱サンコーが、渋滞中の車内や災害時に役立つ「緊急ミニトイレ」を配った。
同社の畠山夏実さん(34)は「運転中に子どもがトイレに行きたいと言い出したら、慌てずにミニトイレを使ってもらいたい」と話した。