土井久幸さん絵画展 15日から伊太祁曽神社
和歌山市の洋画家・土井久幸さんの絵画展「祈り」が15日から24日まで、同市伊太祈曽の伊太祁曽神社の社務所2階常盤殿で開かれる。同神社での絵画展は初。
土井さんは、2006年からフランスをモチーフにしたクレパス画を発表し、鑑賞者との感性の共有を目指す「情景画」という独自の表現方法で作品を生み出してきた。13年に同市文化奨励賞、15年に日動画廊主催の昭和会展「昭和会賞」に輝いた。
新型コロナウイルス感染症の影響でフランスでの取材が困難となった20年以降は、神社に焦点を当てた創作活動を始め、神主やみこといった現在の神社に関わる人物を通して自然な姿を描き続ける。
今展では、県内の神社を描いた小品から100号の大作までクレパス画や鉛筆画などの作品30点以上を展示する。
午前9時から午後5時まで。問い合わせは、神社仏閣を描く実行委員会事務局(℡073・460・5521)。