子どもの願い乗せる 交通公園にこいのぼり
和歌山市西の和歌山交通公園に、こいのぼりが設置され、来園者を歓迎するかのように空高くゆらゆらと泳いでいる。5月5日まで。
園内2カ所に設置された高さ約12㍍の鉄柱に、大きなこいのぼり4匹と青、緑色などの小さなこいのぼり11匹がそれぞれ泳ぐ。5月5日の「こどもの日」までは、園内に童謡『こいのぼり』などの歌も流れている。
菅原弘之園長(60)は「こいのぼりの下で遊びながら交通安全を学んだり、ピクニック気分でお弁当を食べたりして楽しんでもらえれば」と願っている。
海南市から遊びに来たという塩谷幹子さん(32)は息子の宗司(そうし)ちゃん(2)と一緒に眺め、「家では飾っていないので、こんな大きなこいのぼりを見せてあげられてうれしい」と笑顔だった。